SMS送信.com 活用法

「電話が鳴り止まない」を解決。カスタマーセンターの負担を激減させるSMS活用術

「荷物はどこですか?」「予約は入っていますか?」「申し込みは完了しましたか?」——カスタマーセンターに寄せられる問い合わせの多くは、少し情報を先回りして届けるだけで防げるものです。SMSを使った「プロアクティブな情報提供」で、コールセンターへの入電数を大幅に削減した企業の実例をご紹介します。

カスタマーセンターの入電、実は7割が「状況確認」

コールセンターに寄せられる問い合わせを分類すると、そのおよそ7割が「状況確認」に関するものだと言われています。「注文は届きますか」「申し込みは受け付けられましたか」「修理の進捗はどうですか」——これらはすべて、企業側から先に情報を届けることで防げる問い合わせです。

電話一本の対応コストは、人件費を含めると500〜1,000円程度とされます。月間1万件の入電があれば、それだけで500〜1,000万円のコストになります。この「防げる問い合わせ」を減らすことが、カスタマーセンター改革の核心です。

実例①:EC企業——問い合わせ件数を月1,200件から230件へ

関東の通販会社I社では、注文から発送までの各ステップでSMSを自動送信する仕組みを構築しました。「ご注文を受け付けました」「本日発送しました。追跡番号:XXXXXXXX」「本日お届け予定です」の3通を自動で送るようにしたところ、「荷物が届かない」「今どこにあるか」という問い合わせが激減。月間1,200件あった入電が230件まで減少しました。

SMS送信コストは月数万円。一方で削減できたコールセンターのコストは月数百万円規模。費用対効果は計算するまでもありません。

実例②:保険会社——書類未着の問い合わせを90%削減

生命保険会社J社では、契約書類の発送後にSMSで「書類を発送しました。〇営業日以内にお手元に届きます。ご不明点はXXX-XXXX-XXXXまで」と通知するようにしました。それまで「書類がまだ届かない」という問い合わせが月3,000件ほどありましたが、SMS導入後は270件まで減少。

「届く時期をあらかじめ伝えるだけで、お客様の不安が解消されます。シンプルですが、効果は絶大でした」と担当者は振り返ります。

実例③:リフォーム会社——工事進捗の報告でクレーム減少

リフォーム会社K社では、工事の各進捗をSMSで施主に報告する仕組みを導入しました。「本日〇〇工事が完了しました」「明日は〇〇の作業を予定しています」という報告を定期的に届けることで、「今どうなっているの?」という不安からくる問い合わせやクレームが大幅に減少。顧客満足度アンケートのスコアも向上したといいます。

入電削減SMSの設計で意識すべきポイント

① 顧客が「知りたいタイミング」で送る
注文直後、発送時、到着予定日当日——顧客が気になるタイミングを想定し、そのタイミングで先回りして情報を届けます。

② 問い合わせ先をセットで伝える
「ご不明点はXXXまで」と添えることで、万が一問題が起きたときの連絡コストも下がります。

③ 自動化でスケールさせる
手動送信では限界があります。注文管理システムや予約システムと連携した自動送信の仕組みを作ることで、件数が増えてもコストを抑えながら運用できます。

「電話が鳴り止まない」カスタマーセンターの問題は、スタッフを増やすことで解決しようとしがちです。しかし本質的な解決策は、そもそも問い合わせを発生させないこと。SMSによるプロアクティブな情報提供は、その最も効果的な手段のひとつです。